◎標準的な服装
山を歩くための衣類や装備は日々改良され、性能の良いものが登場しています。雑誌で調べたりスポーツ店で聞くなどして、自分の体に合うものを探しましょう。沢山の情報が世に溢れていますが、まずは標準的な服装からスタートしましょう。
1) 登山靴
軽登山靴以上の山靴。新しい靴は必ず山行前に、近所で足慣らしをして下さい。スニーカー類での参加は禁止です。ミドルカット、ローカットの山靴がありますが、山歩きに慣れるまでは足首保護や泥や石が入りこまないミドルカットをお勧めします。
靴紐の締め方にコツがありますので、山靴を購入する際に店員さんに教えて貰ってください。山行時に不安がある場合は、会のベテランメンバーが喜んで教えてくれますので遠慮なくお聞きください。
2)雨具(レインウェアー)
ゴアテックスなど透湿防水素材を使った、3レイヤーまたは2.5レイヤーの上下セパレーツタイプを選んでください。レインウェアーを使用したら、撥水性能が落ちないように洗濯を行い、撥水スプレーと乾燥機やドライヤーなどでメンテナンスを行ってください。
また、付属の袋にいれザックの中に仕舞ったままになりがちですが、時々取り出してベトツキや痛みが出ていないかを点検して下さい。
3) 靴下
登山用品として売られている中厚での靴下を、山靴と一緒に購入するのがおすすめ。靴下は足の保温と足と靴との隙間をうめて快適な歩行を約束してくれる靴とセットと考えましょう。古くて弾力のない物や薄すぎるものは靴下本来の能力に欠け、足を痛めてしまうことがあります。
4) アンダーウエアー(インナー)
アンダーウエアーは常に肌に触れているため、吸汗速乾性にすぐれた物を選んでください。
綿製品の使用はおやめください。
5) シャツ・長ズボン
動きやすく機能性にすぐれた物を選んで下さい。怪我、虫刺され、日焼け等の防止のため長袖シャツ(吸汗速乾性)、長ズボンが基本です。
寒い時の衣類は、暑いものを一枚着るよりも薄いものを重ねた方が保温力も調節の点でも有利です。「暖かさの確保」「汗の処理」「耐久性と耐候性」それらを考慮して衣類を組み合わせて下さい。
6) ザック
日帰り山行では20~30リットル程度が便利です。夏の泊まり山行では30~40リットルがおすすめです。パッキングに慣れるまでは大きめのザックがよいでしょう。
ザック購入の時は、荷物を想定した重りを入れてもらい、試着して体に合ったものを選んで下さい。
7)帽子
頭が無防備になる野外では帽子を必ず被ってください。日射病や怪我の防止に絶対必要です。
8)手袋
綿の軍手は濡れると冷たくなりますので化繊の手袋が良いと思います。寒さの防止だけでなく、転んだ時の怪我の防止に役立ちます。
